風立ちぬ

ジブリの最新作「風立ちぬ」観てきました。（妹と）

公開初日とあって劇場もデッカイところで
先週姪っ子たちと観に来たモンスターズ・ユニバーシティは狭いとこだったのに
やっぱジブリは扱いが違うんだね…

以下、ネタバレ有りです。

今までのジブリと違って実在の人物、堀越二郎の半生を描くだけあって物語は淡々と進みます。

正直、最初の方は展開速い。
震災あったと思ったら次の妹出てくるシーンでいきなり２年とんだり…
大学通ってたと思ってたらいきなり就職してたり…

中盤は親友君との飛行機談義がほとんど
ここらへん中だるみっぽい

イタリア人との夢シーンがところどころ出てきます。
出だしから夢オチですし。
でも、この夢部分がないと実話にアクセントが入れられないんだろうねぇ～
ちなみにラストも夢シーンで締めですんで。

世間で批評吹き荒れる主人公の声ですが…
庵野の演技は残念ながら棒です。進むにつれ段々慣れてきたけど…
せめて俳優使ったほうがまだマシだったのではないかと

あと主題歌のユーミンはジブリの癖なんだろうけど
エンドロールでしか流れません。
映画の雰囲気にあったいい曲なのに
もうちょいところどころに使っても良かったんじゃない？

全体的に盛り上がるところもなんもない映画だけど…
まぁそこそこ楽しめるんじゃないでしょうか

一番の見所は薄幸のヒロイン菜穂子さんの可愛さでしょう。
（中盤全然出てこんけど）
結婚するシーンの菜穂子さんは可愛かった。